
現在生産終了してしまった珍しい白衣やレトロ、ヴィンテージものの白衣について取り上げる「レア白衣カテゴリー」初レビューです!Soinscréer(ソワンクレエ)社製のメディカルウェア、「1514-1」を取り上げていこうと思います!
一般的なダブルボタンの白衣に比べてボタンが多く、特徴的な形状の襟をしているこの白衣。ソワンクレエは現FOLK(フォーク)に統合されており、調べてみましたが詳しい情報には行き着かなかったのでこのカテゴリーに設定しました。早速見ていきましょう。
特徴

首回りの襟はラウンドした形状で、メンズのものとしては珍しいです。金属製のフロントホックが付いています。これも現在の白衣には見られない特徴ですね。

丈はスタンダードなロングコートのもの。サイズは後述しますが全体的にやや大きめでゆとりのある仕様になっています。バックスリットも標準的です。

やや小さめのボタンは横2×縦5の計10個(最上部は襟で隠れています)。正面から見て右の列は飾りボタンです。右列の2つのボタンが実際に留められる千葉白衣とは異なりますね。

内側をオープンにしてみた図。内ボタンが1つだけ付いており、着崩れを防ぐことができます。
サイズ
サイズは以下の通り(単位はセンチメートル)。標準的なサイズのナガイレーベンのダブル型白衣TAP60と比較してみます。
ソワンクレエ 1514-1 L | ナガイレーベン TAP60 L | |
---|---|---|
袖丈 | 60 | 58 |
着丈 | 110 | 110 |
胸囲 | 116 | 113 |
肩幅 | 48 | 46 |
着丈は同じですが、その他の項目が比較対象のLLサイズ相当と大きめになっており、ゆったりとした着心地になっています。

袖口は36センチもあります。紐でサイズ調節できるようになっています。
色

色味を白さがウリの生協コープ白衣と比べてみました。白の発色具合は蛍光感のある、やや青みがかったタイプ。結構厚手の生地で透け感はありません。
アレンジ

上2つのボタンを外して大きく広げると独特のシルエットが際立ち、他にはない着方ができます。